アリアケギバチ

日本の固有種で、よく似たギバチとは分布域が異なり、九州西部・長崎県壱岐に分布する。河川中流の淵尻の岩や石下、砂泥底の水底に生息する。 口髭は合わせて8本あり、大きな脂鰭を持つ。尾鰭後縁の切れ込みは浅く、臀鰭軟条数は19～21本である。また背ビレ・胸ビレ棘が長いことも特徴である。水質汚濁や河川改修による環境変化に弱く、水が綺麗で自然の多く残されている河川の中流域に見られる。夜行性で、夜は活発に泳ぎ回るが、昼間は岩や石の下などの陰に潜む。生活史はほとんど明らかになっていない。雑食性で石や岩についた付着藻類から水生昆虫なども捕食する。
No.
産　地：日本　九州西部・長崎県壱岐
サイズ：6 cm前後
価　格：￥1,980